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2019年06月13日

1万年以上前の樹木の皮から採取された樹脂から人間のDNA

1万年以上前の樹木の皮から採取された樹脂から人間のDNA
樹木


1990年代にスウェーデン西部で発掘された樹木の皮から採取された樹脂、1万年以上前のものなのだそうですが、あまりにも脆すぎてこれまでてづかづだったのだそうですが、慎重に調べたところ、人間の歯形からDNAの抽出に成功したのだそうで、女性2人、男性1人分のDNAだったのだそうで、当時は樹脂を接着剤として使用され、歯で噛むことで柔らかくし、道具を作ったり、割れた陶器の修復に活用されていたようです。

また、樹脂の人間の歯形には子供の乳歯の含まれたものだったことから、樹脂をかんで柔らかくする作業が子供の仕事だった可能性があり、男女の歯形が検出されたことから、子供の男女で作業を共有する仕事で接着剤や修復を担当していたのかもしれません。

ここで使用されている樹脂は、1万年以上前にスカンディナビア半島に生息していたカバノキ属の樹木の皮から採取されたものなのだそうで、当時の違う地域で生活していた人達が交流を重ねる過程で、このような文化的な活動が行われていたのでしょう。

子供が樹脂を噛んで柔らかくする行為は、現代ではチューインガムを噛んでいる行為に似ていますが、チューインガムが現在では楽しみの一つのような存在ですが、1万年以上前の樹脂を噛んで柔らかくする行為は、子供にとっては仕事のような物ですが、もしかしたら噛んで独特の味を味わう楽しみの一つだったからこそ、子供が率先して担当していたのかもしれません。
  


Posted by タマちゃん at 06:46